こんにちはゲンタです。
またまたアクティビストが動いてますね。
次はフジテレビが標的です。
アクティビストはダルトンです。
この間、紹介したリストにも入ってます。
フジHDの株価はPTS市場で大幅に(前日終値対比18.44%のプラス)上昇しています。
他の放送銘柄も連れ立って上がっていくでしょうね。
ダルトンが何を要求しているのか?
日経の記事から抜粋します。
MBOにより会社を非公開化した上で、コンテンツビジネスなど放送事業に特化するよう求める。保有不動産の証券化や持ち合い株の売却によってMBO資金を調達することも提案した。フジHDのPBR(株価純資産倍率)は0.4倍程度にとどまっており、資本効率の改善を求めている。
やはり、PBRが0.4倍と低倍率となっていることから狙われたっていうわけですね。
あと、テレビ局は他の企業もそうですが
不動産と株式を大量に保有し金持ち企業です。
であるにも関わらず、放送事業者における外国人保有比率の制限から
まだまだ、資本効率が低いままで株主還元等も緩く放置されています。
ダルトンの狙いとしては、株を買ってMBOした上で
余剰資産を切り売りして、バリューを実現し、
再度、上場を目指すという感じでしょうか。
資産リッチな低PBR企業はアクティビストに狙われやすい
いずれにしても資産リッチで低PBR企業はアクティビストに狙われやすいということです。
ちなみに、資産とは大抵が①株式、②不動産の2つです。
会計に詳しい人なら知っていると思いますが
上場株式は時価評価されてBSに計上されていますが
不動産は時価評価されていないケースがほとんどです。
なので、フジHDの不動産は時価評価されていないと思われ
PBRも実際は0.4倍以上に低いことと思われます。
こういう会社は他にも大量にあるでしょう。
Yahoo!ファイナンスでPBRで検索したら大量に出てきます。
https://finance.yahoo.co.jp/stocks/ranking/lowPbr
パッと見ただけでも、中部日本放送とかも0.26倍とかですからね。
ここももう少しどうにかできるとしかえ思えない銘柄ですね。
まとめ
ここから言えるのは、
アクティビストに言われる前に言われそうなことをやってしまおうということです。
逆にいうと、アクティビストがやりそうなことって
株主に利するもので経営者にとって辛いことで
株価に対してはポジティブなわけです。
そう言ったことを我々、経理マンから提示していくっという視点を持てるだけでも
他の人と大きく差別化できると思います。
ただし、経営陣にとっては痛い話ではあるので
そういうった株価などに理解のある経営陣の会社にいるというのが
良いかもしれません。
終わり
ゲンタ
こんにちはゲンタといいます。
自己紹介をします。
<昔>
・元ニート兼プータロー
・零細企業経理部で伝票を起票したり請求書を発行したりと作業仕事
・年収は300万円で、超いけてない経理マン
↓その後、改善施策を実施
<今>
・海外CFO
・従業員数千人企業の管理部門、M&A、FP&Aを統括
・年収は数千万
大きく変わることができました。
変わるポイントは作業型から思考型に仕事を変えていったことでした。
ブログのコンセプトは、 Beyond the Financeと言います。
なんだそりゃって感じですよね?
”作業地獄型の経理から脱出して、思考型経理になろう”
というのがその意味です。
思考型経理って一体なんだろう?と思っていただけたら
下記のリンクから読み進めていってください。
皆さんの人生が変わるきっかけになるかもしれません。
よろしくお願いします。
ゲンタ