マインド

リーダーの条件とは?

こんにちはゲンタです。

今日は「リーダーの条件」について
書いていきます。

なんでこんな話をするかっていうと
ファイナンスも結局は組織論になるからです。

人を動かして組織を動かして
企業価値を上げていくからです。

KPI管理をしていて施策を実行しようとなったら
営業部を動かさないといけません。

経理部のオペレーションを効率化しようすることでさえ
経理部の部下を動かさないといけません。

これまでやってきた慣れた業務を変えさせて
少し面倒なことをやって効率化する。

みんな人を動かすことです。

そのためには
「リーダーとしてのスキル」
が必要となります。

皆さんは自信を持って
リーダーとしてのスキルや経験があると言えますか?

Yes
と言える人は少ないかもしれません。

僕も正直、自信満々で
Yesとは言い切れ無いです。。

だからこそ
リーダーの定義を考えておくことは
必要だなと思っています。

リーダーは引っ張っていくだけがリーダーではない

リーダーって言うと
「俺についてこい」的なタイプ
を想像するかもしれません。

が、リーダーはそのようなタイプばかりではないことが
実際のリーダーの人たちを思い浮かべるとわかってきます。

落合博満
橋下徹
ビートたけし
鈴木敏文
永守重信
ゲーリーウィルソン

僕が優秀だなと思うリーダーの人たちは
どちらかというと俺について来い的なタイプだけではありません。

何が際立っているかというと
「他の人には見え無い視点」
です。

他の人よりも切れ味のある視点を
持っていると言うところが特徴です。

ただ正直、そんなにみんながみんな
切れ味のある視点を持てるわけではありません。

僕も切れ味のある視点を持っているわけではありません。

どうしたら良いのか?

リーダーの条件は人がついていきたいと思うかどうか?

最近、読んでいた本にこんなことが書いてありました。

「ちょっと面倒くさいけど、あの人が言うなら一肌脱いでやるか」

「あの人を支えたい、ついていきたい」そう思ってもらえる存在こそがリーダーであり、

逆に言えば、信頼してついてきてくれる仲間たちがいなければ、
いくら権限が大きく、役職が高くても―それこそ社長であっても、
リーダーとは呼べない

役職がいくら高くても
人がついて来なかったら
リーダーじゃない

これですね。
そういう人いますよね。

部長だけどあいつカスやで的なことを
部下から言われる人

部長だけど部下の手柄を横取りしているだけに
見えてしまう人

結果、部下が心の底ではついていってない
だからここぞというタイミングで部下がサポートしてくれない

そういう人はリーダーじゃないってわけです

これはミスターミニットという会社
(駅に入っている靴磨きとかやってくれる店の会社です)
の社長を20代でやっていた迫さんの本です。

じゃあ、迫さんはどうやってリーダーになったのか?

社長になった迫さんがリーダーとしてとった行動は
ひたすら現場の話を聞いて現場の課題解決を実行していったそうです。

それまでミスターミニットでは
経営陣の施策を重視して
現場が軽視されていたそうです。

それを逆転させてひたすら現場の話を聞いていったら
業績がガツーンと上向きになったと言う話です。

現場の話を聞いて
実際に上が動いてくれると
あ、この人はやることやってくれるな
話ができるな
と思ってくれるようになる。

結果、現場の人が動いてくれるようになる
と言うわけです。

大事なポイントは
経営陣が上でスタッフが下というわけではない
ということを本気で言っている点です。

経営陣がリーダーたるためには
現場が経営陣についてきて
動いてくれ無いと話になりません。

いくら指針を出しても
人が動かなければ意味がないからです。

また本気で動いてくれ無いと
施策が上滑りします。

だからリーダーは
まず人がついてくる状態を作るために
現場の話を聞いていく。

ということが必要になるというわけです。

僕が現場の状況をヒアリングして実行した話

これは僕自身も思うところがあります。

僕自身、組織の改革をする際には
どちらかというと部下から
これまでの状況を聞いたり
課題を聞いたり
上から落とすというよりは
部下をお客さんのように扱うことから
始めます。

で、
動いてくれるようになれば
ようやく本当の意味でリーダーになれる
というわけです。

最初は
いくら職責上で上司であっても
リーダーではありません。

人がついてくれるようになって
ようやくリーダーなのです。

リーダーになら無いと
いくら戦略や施策をうっても
うまくいきません。

結局は現場に動いてもらわないといけないからです。

まあ、こうして考えると当たり前のことで
人と人のコミュニケーションが必要だということですね。

上司だろうと部下だろうと
信頼関係の構築が必要だってわけです。

信頼は貯金のように積み上げていくものです。

まとめ

まとめます。

・ファイナンスでもリーダーのスキルはマストである。

・ただしリーダーと言っても
 俺について来い的な性格に変身する
 必要はない。

・必要なことは現場の話を聞いて部下が「あいつのいうことなら聞いてやろう」と思える状態にすること

・要は信頼を積み上げていき信用してもらうこと。

・リーダーの条件は信用してもらって聞いてやるかと思わせること

以上です。

ゲンタ

こんにちはゲンタといいます。

自己紹介をします。

<昔>
・元ニート兼プータロー
・零細企業経理部で伝票を起票したり請求書を発行したりと作業仕事
・年収は300万円で、超いけてない経理マン

↓その後、改善施策を実施

<今>
・海外CFO
・従業員数千人企業の管理部門、M&A、FP&Aを統括
・年収は数千万

大きく変わることができました。
変わるポイントは作業型から思考型に仕事を変えていったことでした。

ブログのコンセプトは、 Beyond the Financeと言います。

なんだそりゃって感じですよね?

”作業地獄型の経理から脱出して、思考型経理になろう”
というのがその意味です。

思考型経理って一体なんだろう?と思っていただけたら
下記のリンクから読み進めていってください。

皆さんの人生が変わるきっかけになるかもしれません。

よろしくお願いします。

このブログの目的~Beyond the Financeはじめに こんにちはゲンタです。 僕は大学時代にさぼってしまい大学卒業後も就職もせずにぷらぷらとニートになりました。 その後、...

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