日記

落合博満に学ぶ他人と違う視点の持ち方

こんにちはゲンタです。

いきなりですが
僕は落合博満の大ファンです。

もともと
野球をやってたっていうのも
ありますが
彼の求道者のような姿勢に
憧れます。

僕は大抵こういった
求道者的な人のファンになります。

鈴木敏文さんとかもそうですね。
彼は小売の求道者ですね。

求道者は他の人と違った視点を持っています。

他の人が気づかない問題を
見つけることができるのです。

え?
そこ?
そうしちゃうの?

みたいなことです。

この土日で落合博満のことを書いた
嫌われた監督
という本を読みまして
改めてそれを感じました。

この本にはいくつもの
落合氏の非凡な視点が生み出す
課題に関するエピソードが書いてあり
めっちゃ勉強になります。

それに単純に面白いので
おすすめです。

例えば、立浪和義という
大スターがサードで中日にいて

落合はここに森野という若い選手を
リプレイスで突然入れてしまいます。

大スターの立浪は突如控え選手になってしまいます。

森野選手は確かに打力の才能のある選手でしたが
立浪の交代にするか??

というのが普通の感覚です。

なぜここを入れ替えたのでしょうか?

それは毎日、落合が試合をみている中で
気づいたそうです。

「三遊間でこれまで外野まで抜けなかったボールが抜けるようになった」

つまり立浪の守備範囲が狭くなったというわけです。

これに気づいたのは落合だけでしょう。

彼はこれにどう気づいたのかというと
毎日同じ角度で絵を見るように試合を見ている
というのです。

そこにある日ズレが出てきたと

あれ、ここは今までアウトにしてきたのに
ヒットになってるぞ

はー〜って感じです。

マジでやばいですね。

ま、これだけで終わってもいいのですが
せっかくなのでもう少し考えましょう。

一体なぜ落合はこんなことに気づけるのでしょうか?
他の誰も気づかないようなことです。

僕はこの本を読んでわかりました。

おそらく
「勝負は紙一重で結果がガラッと変わる」
「だからこそ他の人が見ないレベルで
 めちゃくちゃ細かく試合を見ている」

だから、気づくのでしょう。

一言で言えば
厳しいのです。

細かく小さいミスやエラーでも
見逃さないというわけです。

野球は
バッティングで点数を上げて
守備で相手の点数を下げて
相手の点数を上回れば勝ちです。

だから
アウトだったのがヒットになったら
それはヒット一本と同じ価値があるわけです。

だからこそ守備範囲は
勝負の勝敗を決める一つのちりつもな訳です。

会社も同じですよね

営業が売り上げを上げて
コストを財務が抑えて
売り上げよりもコストが小さければ小さいほど
利益が上がります。

だから地味ですが
財務がコストを下げることには
売上を上げることと同じ効果があるはずです。

コストの解析度を上げていくと(細かく見ていくと)
他の人が見えていないコスト削減余地が見えてきます。

ほんとですよ。

試しに月次で細かく科目より下のレベルまで
推移を並べてみてください。

それだけでも他の人よりも解像度が高くなって
見えるものが違うはずです。

ポイントは他の人よりも細かく厳しく見ること
勝負は紙一重で変わってくる
これを意識することで
他の人と違う視点が持てると信じています。

ゲンタ

こんにちはゲンタといいます。

自己紹介をします。

<昔>
・元ニート兼プータロー
・零細企業経理部で伝票を起票したり請求書を発行したりと作業仕事
・年収は300万円で、超いけてない経理マン

↓その後、改善施策を実施

<今>
・海外CFO
・従業員数千人企業の管理部門、M&A、FP&Aを統括
・年収は数千万

大きく変わることができました。
変わるポイントは作業型から思考型に仕事を変えていったことでした。

ブログのコンセプトは、 Beyond the Financeと言います。

なんだそりゃって感じですよね?

”作業地獄型の経理から脱出して、思考型経理になろう”
というのがその意味です。

思考型経理って一体なんだろう?と思っていただけたら
下記のリンクから読み進めていってください。

皆さんの人生が変わるきっかけになるかもしれません。

よろしくお願いします。

このブログの目的~Beyond the Financeはじめに こんにちはゲンタです。 僕は大学時代にさぼってしまい大学卒業後も就職もせずにぷらぷらとニートになりました。 その後、...

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