CFOとは?

【キャリア】上場企業CFOへのステップとしてバイアウトファンド投資先CFOという選択肢

こんにちはゲンタです!

今日は前回に引き続きまして、

上場企業CFOへのステップとして
ファンド投資先CFOという選択肢はどうなのか?

という点を考えていきたいと思います。

ファンドの投資先CFOなんて
あまり考えたことがない方も多いかと思います。

僕も正直そうでした。

ですが、
実際にCFOになった方々やエージェントなどと話していると

ファンドの投資先CFOっていうのは
我々財務マンとしては魅力的なステップだなと感じたので
紹介していきたいと思います。

そもそもバイアウトファンドって何よ?


そもそも
バイアウトファンドってなんなんだ
っていう人もいると思うので
簡単に説明したいと思います。

投資家からお金を集めてファンド組成

そのお金で事業会社に投資をおこない経営権を取得する

経営権を握ったら自分たちの手元にいる経営者を対象会社に送り込む

対象会社の事業をバリューアップさせて企業価値を高める

対象会社の株を売却して売却益を得る
(バイアウトする)

売却益で投資家に対して配当を行う

平たくいうと、こういう流れです。

最後に売却する際に上場させてExitというパターンを考えられていると
上場させてそのまま上場CFOになることができるというわけです。

お金を集めるというファイナンスの方法はいろんなパターンがあります。
LBO、MBO、EBOといったものです。

LBOっていうのは要は対象会社の事業価値を担保に金を借りて
買収するというファイナンス手法です。

ソフトバンクがボーダフォンを買った時に使った手法ですね。

投資ファンドが得意とする手法です。
自分の金でなく相手の金で借りてそれでもうけるという。。。

それだけ書くといやらしいですが、
ポイントはバリューアップさせて売却益をえるというところにあるので
価値を生み出していることになります。

ベンチャーキャピタルとバイアウトファンドの違い


ベンチャーキャピタルとバイアウトファンドの違いは
ベンチャーキャピタルがその名の通り、ベンチャー企業に投資するのに対して
バイアウトファンドはある程度、成熟した会社に投資するのが特徴です。

例えば、バイアウトファンドが投資した案件として

ベインキャピタルが雪国まいたけへ投資

ユニゾンキャピタルが東ハトへ投資

といったような感じです。

と言われると急になんだか親近感が湧きますよね。。。

これらはとても有名な会社ですが、
もっと地味な会社にも投資しています。

いずれにしてもポイントは

ベンチャーCFOになるより
ファンド投資先CFOの方が確固たるビジネス基盤があることが多いので
上場させられる可能性も高い可能性が高い

ということです。

まあ、その分だけ成長余地が少ないパターンも多いですが
それと、構築していくというより、
すでにあるものを再構築するというイメージの仕事になるというわけです。

ベンチャーから上場CFOになった人もいますが、
失敗している人もいっぱいいるはずです。

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バイアウトファンド投資先CFOに求められるスキル


どんな人物が求められるのか?

ズバリいうと、企業価値の向上ができる人
になります。

実際の求人案件からポイントを書き出すと

・ファンドへの説明能力(資料作成とプレゼン能力)
・年齢としては40歳から55歳くらい
(ベンチャーと異なり、ある程度成熟した会社であるため年齢も高めである)
・財務の責任者としてマネジメント経験があること
(現場の人のコントロールと変化がバリューアップを行う上で重要であるため)
・組織構築能力
・経営企画経験
(特に、対象会社の改善施策をKPIに落とし込み、PDCAを回していくという能力)
・人事、総務、IT、法務にも精通していること
・LBO に関連するコベンツ管理、銀行報告、リファイナンス対応等)
・監査法人対応経験
・成長ストーリーの策定
・財務リストラ経験
・人のリストラ経験
・ERPの入れ替え、導入の経験
・上場に向けた経営管理体制の構築経験
・ファンド投資先の経験

こんな感じですね。

こうして並べてみると、
正直僕自身はかなりマッチングしているように思えました。

ほぼやったことがありますね。
LBOローン対応ってのはやったことありませんが。

バイアウトファンド投資先CFOの報酬とキャリア

バイアウトファンドの投資先CFOの報酬は
1200万円〜2500万円(外資の場合はもう少し上まで行く)
に加えて、
SOか株式で数千万円〜1億円くらいとなるようです。

すごい報酬ですよね。

しかし、その分仕事は厳しいです。

ファンドによる投資がExitしたあとのキャリア

新しい株主からCFOを送り込まれて
退任しなくてはならなくなることもある。

ですが、
バリューアップしてExitまで持っていった実績ができるので
その後も、プロCFOとして別の会社に招聘される可能性が高くなる。

ということでさすらいのプロ棋士みたいな感じになるわけですね。

まとめ


まとめますと、
バイアウトファンドの投資先CFOというキャリアステップは
上場企業CFOになるにしても、ならないにしても
かなり現実的にキャリア、スキルが磨かれるステップとして
選択肢の中に入れていくとキャリアの広がりが出てくるという印象です。

また、ベンチャー企業などにいくよりも
ファンドの投資先は成熟した企業が多く
上場できる可能性も高いです。

また、報酬もファンド投資先の方が高いです。

また、優秀なPEの方々と仕事することになるため
プロCFOとしてのスキルが磨かれることは間違いありません。

ということで、
このファンド投資先のCFOというポジションは面白いです。

ゲンタ