こんにちはゲンタです。
今日は減価償却費の重要性について話します。
減価償却費なんて当たり前だろ
簿記三級で習うわという話もありますが、
償却費って結構曲者でして重要性について話をしていきます。
償却費が出てくるトピック
僕の経験上、償却費ってあらゆるところで出てきます。
例えば、
設備投資計画
回収計画
M&AにおけるEBITDA倍率
フリーキャッシュフロー計算
資金繰り
事業計画
とかです。
いやー、こんな重要ポイントで償却費出てくるなんて
償却費って重要アイテムだと思いませんか?
僕は重要だと思います。
なぜ償却費は重要トピックで登場してくるのか
これらの重要トピックで償却費が出てくる理由はなんでしょうか?
この答えは、
償却費はキャッシュアウト時期とPLに反映されるタイミングが
ズレる代表的なアイテムだから
です。
設備投資は最初にキャッシュアウトしますが、
費用影響は償却されて徐々に影響が出てきますよね。
だから、キャッシュフロー計算で償却費をたし戻すというのが必ず出てくるわけです。
ちなみに、EBITDAの計算も同様です。
EBITDAの考え方は税前利益に利息損益と償却費をたし戻して計算されます。
償却費を足し戻されるのはキャッシュフロー的な考え方からなのです。
ちなみに、EBITDAの概念は最近は営業利益なみに重視されていて
M&Aのバリュエーションでは必ずマルチプル指標で使用されます。
まとめ
というわけで、償却費は必ず使いこなせるように深く理解しておきましょう。
FCF、回収計画、EBITDAいずれもほぼ同じように
キャッシュアウトと損益インパクトの差分を調整するために
償却費を調整しているというのがポイントです。
短いですが今日は以上です。
ゲンタ
こんにちはゲンタといいます。
自己紹介をします。
<昔>
・元ニート兼プータロー
・零細企業経理部で伝票を起票したり請求書を発行したりと作業仕事
・年収は300万円で、超いけてない経理マン
↓その後、改善施策を実施
<今>
・海外CFO
・従業員数千人企業の管理部門、M&A、FP&Aを統括
・年収は数千万
大きく変わることができました。
変わるポイントは作業型から思考型に仕事を変えていったことでした。
ブログのコンセプトは、 Beyond the Financeと言います。
なんだそりゃって感じですよね?
”作業地獄型の経理から脱出して、思考型経理になろう”
というのがその意味です。
思考型経理って一体なんだろう?と思っていただけたら
下記のリンクから読み進めていってください。
皆さんの人生が変わるきっかけになるかもしれません。
よろしくお願いします。
ゲンタ