FP&A

fp&aの年収ってどれくらいなの?

こんにちはゲンタです。

今日はfp&aの年収ってどれくらいなのか?
について解説していきたいと思います。

別の記事でも解説していますが
昔はfp&aという職種は外資系企業にしかありませんでした。

ですが
最近では日系企業もfp&aという名前の職種で
募集するようになってきました。

最近ではソフトバンクや資生堂やNECなんかも
この職種名を使い出してますね。

名前はFP&Aになったけど、
中身もちゃんと変わったのか?
は甚だ疑問ですが。。

fp&aの年収を転職サイトで調べてみました

fp&aの年収を転職サイトで調べてみました。

・日系中堅企業FP&Aスタッフクラス:500−800万円

・外資系部下なしFP&Aマネージャークラス:800−1000万円

・日系大手FP&Aスタッフクラス:550ー700万円

・大手外資系アナリスト:700−900万円

・大手外資系FP&Aマネージャー:1200万円

・外資系シニアアナリスト:600−900万円

・大手外資消費財FP&A Specialist:1100ー1800万円

・外資系FP&A Manager:1400万円

といった感じですね。

マネージャーを超えると1000万に到達するというところですね。

正直、以前ほど高いって感じじゃなくなっているような印象です。

ただ確実に言えるのは
制度会計よりもFP&Aの方が年収が高めに設定されている
ということです。

fp&a職がなぜ高い設定になっているのかについて
特徴を整理した上で説明していきます。

fp&a職の年収の3つの特徴

先ほどの表を参考にすると
fp&a職の年収には3つの特徴があります。

3つの特徴を理解すると
fp&a職が外資系において
高給で設定されている理由が
よくわかると思います。

特徴1)日系企業より外資企業の方が年収が高い

日系企業より外資の方が高いです。
これはfp&aに限ったことではありませんが
外資では特にfp&aを重視しているため
高く設定されていることがわかります。

例えば
マネージャーで1400万とかいくわけですよ。
財務会計だったらそこまで払ってくれません。

外資系におけるfp&a職の強さがわかりますね。

特徴2)マネージャーを超えると1000万超え

fp&aもマネージャーを超えると1000万を超えることができます。
この傾向は財務会計も同様です。

何も特別なことではありません。

次の項目がfp&aの特徴です。

特徴3)fp&aで部下なしマネージャー案件が多数ある

fp&aの案件を調べていると

・部下なしfp&aマネージャー
・fp&aマネージャー(スタンドアロン)

というポジションをよく見かけます。

例えば先ほどの表でお見せしたfp&aSpecialistとか
fp&aマネージャー(部下なし)っていうのがありますが
部下がいないのに妙に年収高いですよね?

実はただのfp&a担当者(=手を動かす人)なのです。

fp&aの場合、スタッフクラスなのにマネージャーというポジションを用意するわけです。

なぜ部下なしなのにマネージャーポジションを用意するのか?

スタッフクラスでも市場価値が高い人を採用するため年収を上げざるを得ないという事情があるからです。

僕も実際海外でですが
部下のfp&aで手を動かしてくれる奴を採用しようとしたときには
このような形で採用せざるを得ませんでした。

そうでないときちんとした人を採用できないというわけです。

fp&a職は層が薄く希少人材なので高給になりがち

そもそもFP&Aの人材層がめちゃくちゃ薄く少ないのです。

結果、それだけ年収レベルが高くなってしまうわけです。

採用サイドからしたら、うーんという感じです。

が、候補者サイドからしたらfp&aは高給で魅力的であることは間違いありません。

要は需給が逼迫しているというわけです。

これがfp&aの年収の特徴です。

結論

まとめます。

・日系よりも外資系の方が明らかに高い年収となる

・fp&aも財務会計同様にマネージャークラスになれば1000万を超える

・ただしfp&aの場合はマネージャークラスでも部下なしのことが多い

・fp&aの人材の需給が逼迫していることもあり年収が高くなりがちである

以上がfp&aの年収についての話でした。

fp&aという高い年収を取りつつ収益を上げるスキルを身につければ
CFOも見えてきますし、どこでも生きていけます。

次の記事ではfp&aのスキルを身につける方法について語っています。

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ゲンタ

こんにちはゲンタといいます。

自己紹介をします。

<昔>
・元ニート兼プータロー
・零細企業経理部で伝票を起票したり請求書を発行したりと作業仕事
・年収は300万円で、超いけてない経理マン

↓その後、改善施策を実施

<今>
・海外CFO
・従業員数千人企業の管理部門、M&A、FP&Aを統括
・年収は数千万

大きく変わることができました。
変わるポイントは作業型から思考型に仕事を変えていったことでした。

ブログのコンセプトは、 Beyond the Financeと言います。

なんだそりゃって感じですよね?

”作業地獄型の経理から脱出して、思考型経理になろう”
というのがその意味です。

思考型経理って一体なんだろう?と思っていただけたら
下記のリンクから読み進めていってください。

皆さんの人生が変わるきっかけになるかもしれません。

よろしくお願いします。

このブログの目的~Beyond the Financeはじめに こんにちはゲンタです。 僕は大学時代にさぼってしまい大学卒業後も就職もせずにぷらぷらとニートになりました。 その後、...

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