こんばんは、ゲンタです。
今日の本題にいきます。
USCPA取得したらBig4に転職できるか?
この問題について話をしていきたいと思います。
といいますのも
僕のブログの読者の方から
最近メールをたくさんいただく中で
こんな話をたびたびされました。
といった感じです。
USCPAの知り合いが
たくさんBig4にいるので
リアルな話を聞いています。
結論からいくと
良いところもあるし
悪いところも両面もあります。
USCPAとBig4は相性ばっちり
というのが僕の結論です。
ではいきます。
USCPAを取得したらBig4に転職できるか?
USCPAを取得したらBig4に転職できるか?
というよくある質問です。
市況がよっぽど悪くなければ
USCPA取得→Big4は全然可能です。
僕の知り合いでもバンバン入所しています。
Big4ってそんなに大して間口が狭くないんですよ。
安心してUSCPAの勉強をしてください。
もちろん面接がだめだと受からないです。
が、普通に面接をできれば受かります。
監査要員もアドバイザリーもソルジャー(兵隊)が足りていないのです。
ソルジャーなら頭数揃えるだけなので
別にサインができないUSCPAでもとりあえず資格があれば良いのです。
我々の目線からするとソルジャーでも入ってしまえばこっちのもんです。
Big4のブランドを経歴に記載できるようになるので
一気にキャリアの価値が上がります。
監査法人でUSCPAが軽視されるのは真実
Big4監査法人においてUSCPAは軽視されます。
日本の会計士資格持ってないと
日本では監査報告書にサインできませんからね。
監査人としては致命的です。
最終目標であるパートナーになれないわけですから。
JCPAとUSCPAは区別されます。
(差別のように感じることもあるそうです)
でもいいたいのはそこじゃないんです。
まずは現実を直視した上で
もっと思考を巡らせてみようよってことです。
我々がUSPCAを取得する真の目的は?
考えるべきは
我々がUSCPAを取得する真の目的です。
例えばこんな感じですかね。
製造業のダサい会社に入って
安月給で年収1千万にいくのに
20年もかかるの超だるい。
USCPAとってそこそこイケてるBig4に入って
5年で年収1千万をもらいたい!
こんな動機・目的であれば
十分にUSCPA取ってBIG4へ入れば達成可能です。
その後、Big4の箔をつけて
キャリアアップだってできますよ。
ベンチャーCFOにだっていけるでしょうし
外資コントローラーだっていけます。
法人内でちょっと軽視されたりしたとしても
別に良くないですか?
JCPAの方でも
監査法人にずっといる人って
めちゃくちゃ少ないんです。
監査報告書にサインなんかできなくても
パートナーにならないなら関係ありません。
USCPAで十分です。
USCPAの方が賢い選択です。
必要最低限の会計スキルは鍛えておこう
JCPAの会計スキルは気味悪いくらい高いです。
鬼畜のような試験をパスしてるので
勉強してますし、そういうのが得意な人が
集まる業界です。
対して
USCPAは会計スキルを
そんなに要求されない試験です。
簡単じゃないですけど
仕訳のスキルなんか強くないですからね。
USCPAでリアルに会計スキルが低いと
監査法人内でバカにされるのは致し方ないです。
ですが
仕訳のスキルなんて勉強すれば一撃なんです。
会計スキルをしっかりとつけておけば
法人内でバカにされることもなくなります
逆に、英語をできないJCPAを
バカにしてやればいいんですよ
USCPAで英語力ないとダサいないので
英語は喋れるようになっておきましょう
ちなみに
僕が通ってたUSCPAの塾の佐々木先生は
JCPAをバカにしてました。
ダセーと
会計オタクでいけてねー
英語もできないなんて
と
元に戻します。
USCPA取得したらBig4にいける
今の時代、会計士不足なので、
USCPAを取得すればBig4に入れます。
ピザ屋でバイトやって時給900円だった男が
USCPA取ってBig4に入って初年度から年収600万
とかね
これだけでも十分USCPAってすごいなと
効果抜群じゃないですか。
一年目で投資回収完了です。
監査法人内でバカにされるかもしれませんが
会計スキルを磨いておけばそんなことにはなりません。
英語力あって会計力もあれば
逆にJCPAをバカにできます。
(別にバカにしなくても良いですけど)
今後、Big4で重視されるスキルは何か?
監査法人は監査だけやっていると
思っているかもしれませんが
コンサル業務もあります。
コンサルで大事なのは
営業力とマーケ力です。
ここを磨いて
コンサルでパートナーになる
という道もあります。
そうしたら
年収1500万はくだらないでしょう。
そうなんです。
これからの時代、Big4で必要とされるのは
会計スキルとかよりも何よりも
営業力とマーケティング力です。
監査人なのに営業???
ってるなるかと思います。
しかし、これまた真実です。
作業的な監査工程がAI化されて
上澄みのグレーな判断部分の難しい判断が
人間の監査人に残されます。
これは監査人の会計スキルが問われてくる部分です。
こういうテクニカルな会計処理は得意な人が多いのが
監査業界なんですね。
一般的にUSCPAよりJCPAの方が強いです。
ですが
その上のポジションになると
営業力、マーケティング力が問われます。
クライアント取って来れんのか?
クライアントをリピートさせられんのか?
って話になります。
その際に
日本の公認会計士だから重視だとか
USCPAだから軽視だとか関係ない
わけですよ。
ピュアな営業力、マーケティング力になってくるわけです。
(実話)バイト時代にUSCPA取得してBig4に入ってパートナーにまでなった人の話
僕の実際の知り合いのUSCPAの人の話をします。
このかたはBig4に入って今やパートナーだそうで
確か年収は2000万だと言ってました。
ちなみにこの人は居酒屋のバイトから
一念発起してUSCPAを取得して
パートナーにまでなったという人です。
すごい優秀でしたし
何よりプレゼンがうまく
どんどん案件を取得できるエースらしいです。
つまり営業がうまいわけです。
逆にJCPAの人はこの領域では
活躍できていないようです。
実際、うちの会社があるプロジェクトで
Big4にコンペをさせたのですが
他の監査法人は
皆JCPAがプレゼンしました。
僕もプレゼンを聞きました。
JCPAが行ったプレゼンから受けた印象は
一体何ができるのか?
何をベネフィットとして得られるのか?
本当にできるのか?
と疑問だらけでした。
一方でこの知り合いのUSCPAがプレゼンした時の印象は
おお、手法まで具体的に説明してくれたな。
他と違うわ。
おお、それならうちの問題を解決できそうだな。
という印象を持ちました。
当然ですが、このUSCPAがコンペを勝ちました。
USCPAでも監査法人内で十分戦略次第でパートナーにまで上がれます。
まとめ
まとめます。
・USCPAを取得してBig4監査法人への転職は可能。事例は大量にある。
・Big4内でJCPAと差別されないか?は差別される。
・これからの時代大事なのは会計スキルをベースにどうマーケティングしていくか?である。
・USCPAでもマーケティングやセールス力を磨くことでBig4内でのし上がってパートナになることは十分可能
ということで
USCPAの勉強をしていて
Big4に行きたいけどなんか不安だという方は
安心して勉強してください。
十分目的は達成できます。
というところで筆をおきます。
ゲンタ
こんにちはゲンタといいます。
自己紹介をします。
<昔>
・元ニート兼プータロー
・零細企業経理部で伝票を起票したり請求書を発行したりと作業仕事
・年収は300万円で、超いけてない経理マン
↓その後、改善施策を実施
<今>
・海外CFO
・従業員数千人企業の管理部門、M&A、FP&Aを統括
・年収は数千万
大きく変わることができました。
変わるポイントは作業型から思考型に仕事を変えていったことでした。
ブログのコンセプトは、 Beyond the Financeと言います。
なんだそりゃって感じですよね?
”作業地獄型の経理から脱出して、思考型経理になろう”
というのがその意味です。
思考型経理って一体なんだろう?と思っていただけたら
下記のリンクから読み進めていってください。
皆さんの人生が変わるきっかけになるかもしれません。
よろしくお願いします。
ゲンタ