お勉強系

曖昧で自分に責任が生じるリスクのある会計処理、税務処理への対応方法

こんにちはゲンタです。

最近いただくメールでやはり興味を持って読んでくれているのは

実際の実務に繋がる部分の話のようなのでそういった話をしていきます。

今日は曖昧で自分に責任が生じるリスクのある会計処理、税務処理への対応方法について

です。

他部署からのリスクの高い会計処理相談

こういうことってよくありませんか?

他の部署からどうしてもこういう処理で行きたいんだけどできないかな?

という相談を受けます。

これに経理責任者として会計基準や税務上問題がありそうな話であることが多いです。

できれば、避けたい・・・・

が、リスク回避ばかりしていると営業部門から信頼を勝ち取ることができない。

どうしたら、この処理を正当化できるか????

と考えます。

それでも、やっぱりリスクがある。

となれば、これは税務上リスクがあるのでやめてください。

みたいな回答をする。

 

いやー、これはよくないですね。

そりゃそうだけど、そこをなんとかするのが腕の見せ所ってところです。

 

じゃあ、こういう場合に僕がどう対処しているか?を

お伝えします。

この方法でやれば、

税務リスク、監査リスクもなく、営業部門からの信頼も勝ち取ることができます。

リスク回避し他部門から信頼を勝ち取る方法

まず危ない会計処理、税務処理は行うべきではありません。

ただし一見やばそうだなと思える会計処理でも調べていくとできたりします。

監査法人は会計基準の条文と事例を論拠にします。

税務署は税法の条文と事例を論拠にします。

なので、我々経理の実務家も彼らと同様に条文にまずは当たるわけです。

あー、この条文に対しては厳しいなー、やっぱりなー

あ、でもこの条文からは外れていないと言えるんじゃない?

事例をみても行けそうだ

この条文を論拠にして希望の処理をすることが可能ではないか?

と監査法人に確認し、Pushします。

すると大体OKです。

そして、その論拠をワードに残して起き、仕訳伝票と一緒に保管させます。

何かあった時にはそのペーパーを元に処理をしたという形をとることで

部下に対しても説明できますし、税務署にも説明できますし、

監査法人にも、内部監査にも説明ができます。

逆に条文や事例を調べて行って、

これは無理だなという処理に出会うこともあります。

その場合は、他部門の人にこれは条文を当たったけれども

難しい、税務上のリスクがあって税務調査で指定される可能性がある。

だからこの処理はやることはできない。

代わりに違う取引で何か代用できないか?

とか相談する。

こういう姿勢をとることで他部門からの信頼はめちゃくちゃ上がります。

 

あー、ただの財務担当じゃないね

という風に言ってくれるようになります。

 

だし、普段から便宜をはかっている中で、

これはリスクがあるのでできないと毅然と言うという姿勢は

コンプライアンスの担当としては非常に重要です。

ダメなものはダメ

できるものはできる

という判断ができることが大事なわけです。

まとめ

・一見リスクある処理相談は、必ず一度条文や事例を調べて検討する。

・検討した結果、リスクが高い場合は毅然と論拠を示して断る。

・検討した結果、リスクが低い場合は論拠を残して処理を行う。

・検討した結果、リスクが高い場合は別の方法で対応できないか討議する姿勢を見せる。

 

こうして対応すれば

曖昧で自分に責任が生じるリスクのある会計処理、税務処理への対応できるというわけです。

ゲンタ