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なぜGEの財務の仕組みは優れているとされるのか?

こんにちはゲンタです。

今日は財務の仕組みが優れているとされていることで

有名なGEについて話をしていきます。

GEって知ってますかね?

あのトーマスエジソンが創った会社でして

世界でもNo1のコングロマリット企業です。

製造業から金融までなんでもグループ会社に入っている歴史も長い超絶巨大企業です。

で、このGEなんですが、財務の仕組みが優れていることでも大変有名なのです。

 

ということで、

このGEがなんで財務の仕組みが優れているとされているのか?

GEの財務から学んじゃおうってことで説明していきます。

GEの財務が優れているとされる理由

GEの財務が世界的にも優れているとされる理由は、

ずばり、GE出身の財務スタッフが他社に転職して

大変な活躍をするからです。

GE出身の財務スタッフは有名な会社でもCFOを務めた人が大量にいます。

なので、GEの財務は優れているとよく言われるわけです。

 

リクルート出身の人は営業力が強くて、

他社にいっても営業力でのしあがり役員クラスになることが多かったり

ベンチャー企業を創設して社長になる人が多いなど活躍します。

その財務版がGEっていう感じですね。

 

じゃあ、なんでGE出身の財務は他社でも活躍できるのか?

について説明します。

GEの財務の特徴的な仕組み

結論からいくと、

GEの財務の仕組みで優れているのは

財務人材の教育システムです。

財務人材は専門職として完全に切り分けられて、

徹底的に鍛え上げられます。

ただし、財務人材の教育で最も重視しているのは

財務の専門ハードスキルではなく、

コミュニケーション、リーダーシップ、クリティカルシンキング

といったソフトスキルを重視しているのが特徴です。

CAS:Corporate Audit Staffプログラム

GEの財務人材のプログラムとして有名なものの一つが

CASというプログラムです。

 

CASプログラムを受けるためには社内で厳しい選抜を通った

エリートでないとなれないのです。

 

このプログラムで鍛え上げられた財務マンは

活躍する機会も与えられることで

若くして昇格して事業部CFOなどになっていきます。

 

このプログラムの特徴は若くして各事業部に対して

内部監査を実施するというところにあります。

 

内部監査と言ってもよくある形式的な監査をするのではなく、

より事業に寄り添った監査を行い、さらに改善策まで提案して

さらに実行まで責任を持ってやらせるというものです。

言ってみれば、事業のコンサルティングみたいなものです。

 

何も知らない若者がいきなり事業のコンサルをやって

提案から実行まで責任を持たされるわけです。

 

その経験の中で、

将来リーダーとなる際に重要なソフトスキルとなる

Edge=判断力、Execution力=実行力

が磨かれていくというわけです。

 

うーん。

全くイメージしていた財務スキルと違うと思うかもしれません。

ですが、これがグローバルに財務で優秀な人材輩出企業とされる

GEの優秀な財務人材の教育プログラムです。

 

ちなみに財務のテクニカルスキルは入社して

すぐにFMPという教育プログラムがあり

こちらでベーシックな部分はしっかりと叩きこまれるようです。

その後、ファイナンス部門の経営者登竜門としてCASがあるということですね。

 

ちなみにファーストリテーリングにも似たような

内部監査コンサル機能組織が社長直轄組織として存在すると

聞いたことがあります。

 

GEの教育プログラムから学び、実地の組織として取り入れているのかもしれません。

柳井正氏は本当に本をよく読んでそれを実際の経営に取り入れて行っている

と言っていましたので、その一貫なのだと思われます。

CASプログラムとGEの組織上の良いサイクル

GEの中でもCASでやってくる若者は

将来、事業部やコーポレートで重要なポジションにつくということが知れ渡っているため、

監査にやってきた若者に非常に協力的な姿勢をとることになります。

通常であれば、内部監査なんて面倒くさい対象でしかなく、

協力的な姿勢を取らずにある程度適当にいなすという形になりがちです。

ですが、このGEのCASはGEの中でも非常に重要なプログラムと位置付けられており、

CASでやってきた若者が将来、事業部CFOになったりするものという理解があるので

協力的な体勢をとり、CASの中でも成果を産める上に、教育プログラムとしても運営できるという良いサイクルが生まれています。

今日のまとめ

いやー、GEのファイナンスが

優秀なフィナンス人材を輩出できるのは当たり前だなと感じました。

 

今僕がいる会社なんて全くそんな教育プログラムはありません。

自分でなんとかしろっていうのが基本です。

まあ、だからこそ自分でやれるチャンスを掴めるのですが。。

 

ですが、GEのようなプログラムを持つ会社に入って

ファイナンスマンとして鍛え上げてもらうっていうのは、

自分が20代とかだったら面白いだろうなと思います。

 

なので、

今、大学生とか20代前半の人で財務でキャリアをつくって

CFOになりたいと思っている方がいる場合は、

MBAなんか行くよりもGEに入ってFMPからCASを通って行くと

優秀な財務人材になれることは間違いありません。

 

ただ、GEに入らないとそれができないかっていうとそんなことなくて、

ここから見えてくるのは、財務のテクニカルスキルは若いうちに

さっさと身に付けてしまい、

その後本当に大事なのは判断力とか実行力であり、

それを身に着けるためにはソフトスキルを実地でつけていくべきだってことです。

この実地でソフトスキルを鍛える機会がある会社、機会をとりに行ける会社を

選ぶべきだっていうことが今日の結論です。

ということでありがとうございました。

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僕は大学卒業してからも プラプラとニートをしてました。

その後、零細企業になんとか潜り込みました。

そのあとは、簿記1級やUSCPAを取得したりつつ、

転職活動をやりまくりました。

その結果、一部上場企業に入社することができました。

決算などの作業仕事はほぼやらず、

プロジェクトを回したり、海外出張にいきまくるなどしました。

今では海外でCFOをやっています。

年収も1000万を超えました。

今後はファイナンススキルとプロジェクトマネジメントスキルを武器にして、

上場企業のCFOになってクリエイティブな仕事やろうと日々色々と学び、行動しています。

このブログのコンセプトは、 “Beyond The Finance” といいます。

なんだそりゃってかんじですよね。

もうちょっと詳しくみてやろうかなと思う方はこちらから読んでください。