初心者向けコンテンツ

管理会計とは?〜財務会計との違いとその意義と実際の業務から超わかりやすく説明します

こんにちはゲンタです。

今日はこれからの経理マンにとってMustスキルの管理会計について

財務会計との違いから説明していきます。

 

当たり前っちゃ当たり前なのですが、

当たり前を深く考えると、面白い結論に行き着きます。

では、始めますね!

超一般論:管理会計とは何か?〜財務会計との違い

会計を二つに分けると、財務会計と管理会計に分かれます。

それぞれの特徴を一気に書きます。

 

財務会計の特徴:株主(投資家)向けレポート、外部向け(社外)レポート、過去、フォームが決まっている、社外向けレポート、税務申告に使用、会社単位で収益性を管理

管理会計の特徴:内部向け(経営者)レポート、過去を見つつも将来にむけたレポーティング、ルールが決まっていない、内部会議、経営判断、業績評価に使用、事業部別、商品別、チャネル別、地域別に収益性を管理

 

最も実務的に財務会計と管理会計で違うポイントは、

管理会計の方が財務会計のデータよりも細かい数字を管理するというわけです。

財務会計は会社単位でのPLですが、管理会計は事業別、商品別、地域別、チャネル別にPLを管理していきます。

それは、将来の経営意思決定のためであり、これらの収益性を見た上での打ち手を実行していくためというわけです。

これは管理会計の歴史的な背景からも言えます。

管理会計が誕生した歴史から考える管理会計の意義

管理会計が生まれたのは、イギリスの産業革命の時と言われています。

この時に一個いくらで売ったらいいかわからないから、

一個いくらコストがかかっているのかを原価計算して、販売価格を決めました。

この原価計算(一個あたりのコスト計算)が原型となって、

現在の管理会計に繋がっていったわけです。

ですので、よく原価計算と管理会計がごっちゃで語られることがありますが、

こういった歴史的背景があるってわけです。

色々いうけど、管理会計の業務って具体的になんなの?

結論から言ってしまうと、

事業別、チャネル別、商品別、地域別に収益管理(実績、予算、過年度実績)していくことです。

売上、固定費、変動費、損益分岐点、限界利益をこれらの軸で分解していくことです。

つまり、”分解”なんですね。

これを毎月レポーティングしていくこと

それが管理会計の業務の基礎です。

なぜこんなことをするかというと、

本来見えていなければならないものが見えていない場合に、それを見せてあげるため

というわけです。

 

財務会計だけでは見えてこない経営課題を適時に視覚化するというわけです。

 

そして、分解したPLのレポーティングする際に、

必ず過年度、予算との差異がなぜ起こったのかを

要因分析しておくことです。

 

この要因分析がその管理会計数値の正確性、妥当性を証明し、

さらに次の打ち手(経営意思決定)に繋がっていくからです。

この要因分析までできていない人がめちゃくちゃ多いです。

そうなってしまうとただの計算機になってしまうので、

ただの作業型経理になってしまいます。

思考型経理になるために、要因分析までは最低行えるようになろうってわけです。

さらに、そのさきの打ち手まで考えて現場に実行させることができたら、

それはもはや立派な経営者というわけです。

ここまで行けると、もう食いっぱぐれないですね。。

管理会計業務を行う時に気をつけることって何よ?

財務会計と違って、チェック機能がないというところです。
財務会計と違って、外部監査もない、税務調査もないです。

なので、実際のPLと合致しているのか確認をしたり、

コストの配布が正しいか、ロジックの確認をきっちりと行い

さらに要因分析して説明できる状態にまで持っていくことが必要です。

出来上がった数字を説明できないってことは、正しくないか、意味不明なコスト配布を行っている可能性が高いです。

管理会計業務の難しさとスキルってどんなもの?

意外と事業別、チャネル別、商品別、地域別のPLを作るのをタイムリーに行うことは難しいものです。

これを正しく、タイムリーに行い、説明できるまで要因分析するスキルは容易ではないです。

なぜなら、これらができる人というのは次のようなスキルがある人だからです。

ビジネスフローに精通している
経営的な視点を持っている
エクセルやITに強く
プレゼンスキル
原因追究スキル

ここまである人はそうそういないはずです。

さらにこういったことができる人は経営者から重宝されます。

なぜなら、経営者が見たいものを見れている人だからです。

この意味でも管理会計スキルがある人というのは貴重です。

だし、結果、年収も高くなるというわけです。

 

上記のスキルに加えて、打ち手まで出せるようになったら

それはもう立派な経営者と言えるというわけです。

ここを僕ら経理マンは目指すべきです。

 

結局、経理って何?と言われたら、

ビジネスフローに精通している
経営的な視点を持っている
エクセルやITに強く
プレゼンスキルがあって、
原因追究スキルがあって、

打ち手を生み出せて実行までできる

これを目指すべきだということになります。

これが管理会計の領域(をちょっと超えたレベル)というわけです。

管理会計とは?のまとめ

管理会計って要は、経営判断するためにPLを発生性格別に分解して予実績過年度実績と比較してそれを要因分析して、打ち手を考えて実行していくっていうことなわけです。

これはすなわち、経営とイコールなわけで、非常に重要な機能であり、

これが経理の目的とも言えます。

このスキルができるようになると非常に重宝されるのは間違いなく、

これができる人が増えていくようになればと思っております。

他にも管理会計に関するコンテンツを上げていますのでぜひ読んでみてください。

ということで以上です。

管理会計のスキルを学ぶための資格は何がいいか?

管理会計を具体例から学びたい!ザ・分析マスターを読んで解説します

 

—————————————————————————————————

僕は大学卒業してからも プラプラとニートをしてました。

その後、零細企業になんとか潜り込みました。

そのあとは、簿記1級やUSCPAを取得したりつつ、

転職活動をやりまくりました。

その結果、一部上場企業に入社することができました。

決算などの作業仕事はほぼやらず、

プロジェクトを回したり、海外出張にいきまくるなどしました。

今では海外でCFOをやっています。

年収も1000万を超えました。

今後はファイナンススキルとプロジェクトマネジメントスキルを武器にして、

上場企業のCFOになってクリエイティブな仕事やろうと日々色々と学び、行動しています。

このブログのコンセプトは、 “Beyond The Finance” といいます。

なんだそりゃってかんじですよね。

もうちょっと詳しくみてやろうかなと思う方はこちらから読んでください。