こんにちはゲンタです。
経理の仕事をやっていて
なーんか、やりがいを感じない時って
ありますよね。
はい、僕も昔、これすげー感じてました。
✔️海外送金入力ばっかりやってるときつまらんなーと思ったり
✔️連結消去仕訳ばかりやっていてつまらんなーと思ったり
✔️営業から地味だよねーとバカにされたり
✔️経営陣から経理なんて意味ないって言われたり
✔️自分でも作業仕事で価値ないなーと感じたり
が、これが事実だったりするんで
そうだよなーと自分でも思ってしまい
経理の仕事にやりがいを失う。
という感じです。
そいで
経営企画やりたいなー
コンサル行こうかなー
M&Aやりたいなー
とかそういうことを考え出すわけです。
これを今日はこの経理のやりがい感じない問題について
クリアに話します。
他の人は言っていない理屈かもしれませんが
めちゃくちゃクリアに回答できているはずです。
やりがいを感じる人、感じない人のメカニズム
そもそも
人がやりがいを感じないっていうのは
どういう状態なのか?
これは自己承認欲求と大きく関連してます。
周りの人から重要だと思われると
自己承認欲求が満たされて、
人は仕事にやりがいを感じます。
逆に重要性をかんじられないと
やりがいを感じない。
だから、やりがいないなーは
大事な直感です。
すなわち、
周りの人から今やっている経理の仕事は
大事じゃないと思われているっていう証拠です。
それを直感的に経理マン本人が感じているから
やりがいを感じなくなるわけです。
経理の仕事にやりがいを感じない理由
もう少し具体的に話します。
経理の仕事にやりがいを感じられないのって
結局、3つの理由からだと思っています。
①繰り返しのルーティン作業仕事
②地味で評価されにくい
③できて当たり前の世界
これら三つの要素に共通するのは、
人から価値があると見られにくい仕事
だっていうことです。
海外送金するのって言ってみれば
工場の生産ラインでシール貼ってるだけの仕事と同じです。
連結消去仕訳を切るのも同じで、
工場のラインで検品作業してダメな製品を抜き取っている
ようなものです。
こういった仕事って給料低いですよね。
評価もされにくいですよね。
はっきりというと
実際に付加価値の低い仕事なのです。
でもこれをやっている我々の価値が低いからなのではなく
この仕事を変えられない上司の責任です。
だから
経理の仕事をやっていてやりがいを感じられないと
思う人がいっぱいいるのって当たり前というか
正しい感覚だなと思います。
僕はこういうふうに感じることは非常に大事だと思っています。
なぜなら
我慢ならん!
という事態におちいると
人間は人生を変えていくことが多いからです。
実際、僕も今までそんな感じでした。
経理の仕事に重要性を感じさせるには?
じゃあ、経理の仕事に重要性を感じさせるにはどうすればいいのか?
ずばり
利益や企業価値に影響与えていると
周囲の人に感じさせることです。
もっというと
実際に利益や企業価値に影響を与える仕事を行い
それを上層部や社内でアピールすることです。
例えば
自分がコスト削減施策を提案してこの施策をリードして
会社の利益を年間1億円増やしたとします。
また
これをちゃんと経営会議とかで
自分が提案者として施策の実行を提案します。
そして1年後に事後結果として
経営会議で報告します。
すると
経営陣の見る目は間違いなく変わります。
んんん
さらに他の部署の人も見る目が変わってきます。
経理が1億円も利益に貢献したか!
こんなん今までなかったぞ!
今までは事業計画の説明やら
決算結果の説明やらだけで
ただの間接部門だったが
こいつは違う!
となるわけです。
間違いなく
それ以降は提案者に対する見る目は
重要な人物だと見られるようになります。
結果、やりがいを感じることは間違いありません。
自分でも会社に貢献しているという自負が出てきて
さらに周りからも認められるわけですからね。
そりゃ経理の仕事にやりがい感じます。
経理の仕事はやりがいを感じられるように工夫しやすい職種である
経理が本当に利益貢献や企業価値向上に貢献するにはどうすれいいのか?
この記事では
経理のやりがいについて絞っているので
具体的な施策は細かく説明しません。
他の記事で解説しているので
ぜひ参考にしてみてください。
https://beyondthefinance.com/?p=2494
ヒントをいうと
経理だけが企業活動の金の全体像を
見えているという事実です。
ここに経理のポジションの優位性があります。
この考え方はマーケティング的な考えですが
非常に重要です。
経理以外の人は企業価値について考えている人はいません。
なぜなら、これは資本政策や財務戦略という領域で
経理というか財務が考える領域だからです。
税務周りや運転資本やキャッシュフロー
は財務の専売領域です。
しかも
企業にとって最も重要である企業価値に
大きく影響を与える項目です。
CFOという職種がグローバルでは非常に重要視されているのは
これが理由です。
投資家や株主や経営陣にとって重要だから
CFOという職種がNO2のポジションになるわけです。
であるのにあまりケアしている企業が少ないという。。
これブルーオーシャンですよね。
この辺りをゴリゴリやっていくと
経理に重要性を感じない経営者はいなくなり
周囲の部署からも重要だと思われまくります。
すると
経理の仕事にやりがいを感じなくなる
なんてことはすっかりなくなります。
まとめ
今日の話は大事です。
まとめますと
経理の仕事でやりがいを感じられないのは
重要性が低い仕事をやらされているからです。
これ以上にクリアに経理のやりがい問題を
説明した文章はないはずです。
さらに解決策まで用意しております。
ということで
この記事をぜひ繰り返し読んで
やりがいを感じる仕事をやってください。
一つずつ変えていくことで
人生が変わってきます。
間違いありません。
ゲンタ
こんにちはゲンタといいます。
自己紹介をします。
<昔>
・元ニート兼プータロー
・零細企業経理部で伝票を起票したり請求書を発行したりと作業仕事
・年収は300万円で、超いけてない経理マン
↓その後、改善施策を実施
<今>
・海外CFO
・従業員数千人企業の管理部門、M&A、FP&Aを統括
・年収は数千万
大きく変わることができました。
変わるポイントは作業型から思考型に仕事を変えていったことでした。
ブログのコンセプトは、 Beyond the Financeと言います。
なんだそりゃって感じですよね?
”作業地獄型の経理から脱出して、思考型経理になろう”
というのがその意味です。
思考型経理って一体なんだろう?と思っていただけたら
下記のリンクから読み進めていってください。
皆さんの人生が変わるきっかけになるかもしれません。
よろしくお願いします。
ゲンタ