こんにちはゲンタです。
この間、RPAツールである
WinActorのセミナーを受けてきました。
事例を紹介してくれました。
具体的にはこんな感じですね。
・紙データの勤怠管理の自動データ化
・経費精算のチェックの自動化
・契約書チェックの自動化
こうしてみると、
本当に手作業でやっていたことが自動化できてしまうことが
わかります。
僕はこういう作業仕事が大っ嫌いだったし、
今はこういう作業仕事を一切やらずに部下にやってもらっているので、
大歓迎です。
そもそも経理の仕事って何だっけ?
そもそもなのですが、
経理の仕事って何か?
という話です。
経理ってどこかの本にも書いてありましたが、
情報加工産業です。
ものすごく平たくいうと
こんな感じです。
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インプット(請求書、在庫の入出庫)
↓
経理で作業(ERPへ入力、入出金)
↓
アウトプット(財務諸表、管理会計資料など)
—————————————-
この経理で作業っていうところは
今でも昔に比べてERPなどの発展で
アウトプットまでの作業は圧倒的に減っています。
ですが、こ
れからRPAやAIなどで
さらに減ってほとんどなくなります。
作業仕事がなくなるようにしていく
会社が生き残るとも言えます。
じゃあ、何の仕事が残るのか?
っていう話ですよね。
経理の仕事って作業するだけじゃないんです。
僕がCFOとしてやっている仕事を考えると大きく2つあります。
・企業価値最大化するための戦略立案
(何を実行するか?を決めて)
・業務の仕組みを作ってオペレーションが間違いなく回せるようにすること
(どう実行するか?を作る)
これらの2つだと考えています。
これらのうち、
いわゆる作業系の経理の仕事は
オペレーション(どう実行するか?)の方となります。
講師が繰り返し言ってたのが、
「RPAは外部のアプリケーションを動かすデジタルレイバーである。」
という言葉です。
これが意味するのは、
デジタルレイバーをいかに使って、
効率よくオペレーションを回すかが
これからの経理の仕事になるということです。
RPAの導入によって人材コストを削減して、
いかに効率よくオペレーションを回すか?
という話になるわけです。
ダイレクトにいってしまうと
経理マンは皆業務の仕組みを作る
マネージャーであるべき
ということです。
こうしてみると、
これまでの仕事で作業をしてた人は
業務の作業マンから脱しなければなりません。
業務の仕組みを考える人になる
必要があることがわかるかと思います。
これからの経理マンに
求められるスキルとは?
効率的に人員とロボ配置をして、
コストが低く正確性の高い業務の仕組みを作るスキル。
これがあれば生き残れるというか、
かなり重宝されるはずです。
結局、下記チャートの作業をいかに効率化して
安く、正確性高く、早くこなせるか?
な訳です。
——————————————–
インプット(請求書、在庫の入出庫)
↓
経理で作業(ERPへ入力、入出金)
↓
アウトプット(財務諸表、管理会計資料など)
—————————————-
いよいよ、工場みたいですよね。
でも、この流れをいち早く受け止めて、
パッパと対応してしまったら、
他の人よりも何歩も先に行けます。
経理業務の仕組みを作るスキル
を身につける方法とは?
じゃあ、仕組み化スキルを身につける方法って
どうすればいいのか?
って話になると思います。
これは簡単です。
そういう仕事がわんさとあるはずなのです。
世の中には。
この仕事の責任者に手をあげるだけです。
プロジェクトマネージャーとか
マニュアル作りとか
フロー作りとか
を率先して引き受けるべきです。
ある程度の規模の会社なら、
RPA検討プロジェクトなんか
どの会社でも立ち上がっているはずです。
そこに手をあげて入ってください。
ERPのプロジェクトも同様に業務の仕組みを作る仕事です。
ちなみにRPAのコストってかなり安いです。
ベンダーに聞いたらわかりますが、
中小企業でもコストベネフィットでペイするレベルの
価格です。
だからこそ普及が進んでいるわけです。
RPAの導入が開始されていない、
PJも立ち上がっていない会社にいるなら
これを上司に提案してみてください。
必ず乗ってくるはずです。
これだけ毎日新聞に書かれていたら、
経営者で気になっていない人はいないはずです。
ある意味で大きなチャンスな訳です。
追伸
ちなみに今日は
これからの経理マンに求められるスキルとして
業務の仕組み化スキルのみを説明しました。
が、もう一つあります。
・企業価値最大化するための戦略立案スキル
(何を実行するか?を決める)
です。
このスキルはマーケティングをベースにした管理会計スキル
の話となります。
これについてはまた別途説明したいと思います。
以上で、今日は終わりです。
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僕は大学卒業してからも プラプラとニートをしてました。
その後、零細企業になんとか潜り込みました。
そのあとは、簿記1級やUSCPAを取得したりつつ、
転職活動をやりまくりました。
その結果、一部上場企業に入社することができました。
決算などの作業仕事はほぼやらず、
プロジェクトを回したり、海外出張にいきまくるなどしました。
今では海外でCFOをやっています。
年収も1000万を超えました。
今後はファイナンススキルとプロジェクトマネジメントスキルを武器にして、
上場企業のCFOになってクリエイティブな仕事やろうと日々色々と学び、行動しています。
このブログのコンセプトは、 “Beyond The Finance” といいます。
なんだそりゃってかんじですよね。
もうちょっと詳しくみてやろうかなと思う方はこちらから読んでください。
こんにちはゲンタといいます。
自己紹介をします。
<昔>
・元ニート兼プータロー
・零細企業経理部で伝票を起票したり請求書を発行したりと作業仕事
・年収は300万円で、超いけてない経理マン
↓その後、改善施策を実施
<今>
・海外CFO
・従業員数千人企業の管理部門、M&A、FP&Aを統括
・年収は数千万
大きく変わることができました。
変わるポイントは作業型から思考型に仕事を変えていったことでした。
ブログのコンセプトは、 Beyond the Financeと言います。
なんだそりゃって感じですよね?
”作業地獄型の経理から脱出して、思考型経理になろう”
というのがその意味です。
思考型経理って一体なんだろう?と思っていただけたら
下記のリンクから読み進めていってください。
皆さんの人生が変わるきっかけになるかもしれません。
よろしくお願いします。
https://beyondthefinance.com/?p=440
ゲンタ