マインド

簿記1級とUSCPAどっちを取ればいいと思います?

こんにちはゲンタです。

今日は簿記1級とUSCPAどっちが良いか?

というテーマで話します。

 

よくあるパターンとしては、

簿記2級をとった後に次に考えるのが

簿記1級にいくか、USCPAにいくか?

ってことかと思います。

 

これ、結論からいくと、両方です。

簿記1級とUSCPAを勉強して得られるものとは?

なんでかって言うと、
簿記1級をとると

めっちゃ実務能力つきます。

 

なぜかというと簿記1級の勉強ではひたすら仕訳を切らされますので、

仕訳がガチで強くなります。

 

さらにかなり実践的な管理会計もトレーニングさせられますので、

管理会計も基礎を血肉化できます。

 

一方で、

USCPAをとるとレジュメの見栄えがよくなります。

 

実務能力は??

ですが

なんかできそうな人の雰囲気を纏えます。

 

だったら、

両方とったらよくないですか?

 

コストや時間もかかるんですが、
迷っている暇あったら

両方ぱっぱとやっちゃおうよ

という話です。

簿記1級とUSCPAどっちが先にとるべきか?

じゃあ、

どっちが先か?

簿記1級が絶対先です。

 

USCPAをとりたくなっちゃうかもしれませんが、

オススメしません。

 

USCPAだけとっても、薄っぺらい実力ない奴です。

 

簿記1級取得でしっかりと実力をつけてからUSCPAに進むと
将来的にも確かな実力の上に綺麗な洋服を纏うような形とになるので、
上司や仲間や部下からの信頼度も厚くなります。

 

だし、

 

そもそも自分自身も経理の実力に自信が出てくるので

長期的にキャリアが安定しますしね。

(基礎がみっちりつくので、しっかりと成長していけます)

逆にUSCPAだけの人は使えない人もいっぱいいます。

 

簿記1級もとって本物の実力✖︎USCPAを取って

できる奴のオーラを纏いましょう。

 

と言うことで、もう少し詳しく話していきたいと思いますので、
まずは会社の後輩くんの話をしていきたいと思います。

経理仕事が地味で同期からバカにされた後輩くんの話

会社の後輩君からこんなことを言われました。

「僕は毎日、売掛金の消込や支払いの入力ばかりやっていて、

正直、全然面白くなくないですし、勉強にならないっす。」

 

「しかも、この間の同期との飲み会で、

営業の同期やマーケティングの同期からも、

 経理って地味じゃね?

といわれて馬鹿にされたんですよ。」

 

「正直、自分がやっていることに自信が持ててなくて

 同期の営業に言い返せなかったことが

 めっちゃ悔しくて悔しくて・・・・。」

「で、何とか見返してやろうと思って、

 資格の勉強でもしようと思って調べたんです。

 そしたら、簿記1級かUSCPAなら働きながらでも取れるかなと。」

 

「簿記1級とUSCPAどっちを取ればいいどう思います?」

という話でした。

んんー、僕の場合はたどった道が彼みたく正統派じゃないから、

同期なんかいなかったなーっと思いながら、

 

そりゃー営業からバカにされるわなって感じてました。

支払い処理とか正直な話、誰でもできる仕事だしマジで地味だ。

 

いやーー、こういう若者がいるってことは、

経理やりたがる人減っちゃうでしょ?そりゃ。

もっと、面白い魅力的な職種にしなくちゃいけないですね。

というのはまた別の機会にするとして・・・

 

彼に対する答えは、

「簿記1級を6か月で取って、

 1年でUSCPAを取って、

 外資系に転職したら?」

 

「外資系なら年齢関係なくガンガン上に行けるし、FP&Aだったら営業からバカにされることないよ。

外資系のFPA&Aは社内でもめっちゃ力強いからね」

と言ってあげました。

 

後輩君は、

「転職すすめるんすか?やばい先輩すね」

って、ビビってましたけど。

 

彼の場合はまだ経理スキルが低いので、

とりあえずは簿記1級で一気に実務レベルでは

最高峰まで高めてしまえばよいかなということです。

 

簿記一級(つらいけど実力つく)vs USCPA(楽しいレジュメ映え)

比較すると、だるいけど地味に実力をつけたい場合は簿記一級で、

派手に着飾りたいとか、新しい世界に飛び込みたいって人はUSCPAがいいと思います。

ただ、個人的には簿記1級→USCPAという流れで両方とるとちょうどいいんじゃないかなと思います。

(実際、僕は両方とって本当に良かったなと。簿記1級で実力もつけたし、USCPAでレジュメの見栄えもよくなったし的な)

 

簿記1級:

  • 仕訳スキルが鬼のように身につく。試験勉強なのに仕事っぽい。
  • 管理会計のスキルもほぼ実務レベルで身につく。試験勉強なのに仕事っぽい。
  • ほぼ実務のシミュレーション(経理経験が浅い人はめっちゃ実務の力がつく)
  • 正直、勉強は結構だるい(つらいし、難しい)けど、スキルが血肉化されて実力が上がる。

USCPA

  • 転職・部署異動など場合などは見栄えが良くなる。
  • 英語で勉強することになってなんかカッコよくなった気がするし、盛り上がる。
  • (勉強していて結構楽しい。)
  • 海外で会計士に会ったり、ローカル社員からもお〜っと一目置かれる。
  • (プロだなー的な。一瞬にして舐められない。でも、あとで実力があるところをしっかり見せないとダメですが。)

こちらで僕のUSCPAの勉強方法の話もしていますので、

続いて読んでください。

僕のUSCPAの1年合格のための勉強方法

 

それと、USCPAを取ったら人生が変わったという話もしていますので、

USCPAでどう人生変わったか?についてこちらで話しています。

USCPAと簿記1級を取ったら一部上場有名企業に採用された

海外経理担当で年6〜10回の海外出張してたら人生変わった話

 

それと一応最後に簿記1級とUSCPAの

普通の比較をやっておきますね。

簿記1級 vs USCPA 試験概要比較

簿記1級:
・試験範囲:商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算
・年に2回チャンスがある。(6月と11月)
・合格点数は70点以上
・合格率10%
・試験費用:7,710円
・予備校費用:7万円〜10万円くらい
・合格までの必要時間:大体6ヶ月〜1年くらい
・難易度:結構高いと思っておいた方が良いです。なにせ合格率10%ですから。

しかも、
会計士受験予備軍が大量に流れ込んでくるので、なめてかかると絶対に落ちます。
厳しい試験です。

 

ただ、その分本当に実力がつきます。

非常に地味な資格ですが、実力はつくと言う

硬派な(笑)資格でございます。

 

これを持っている人を僕は信頼します。

 

ああ、真面目な経理マンだな、

ある程度のアウトプットはできるなと。

(ちなみにちょっと前まで僕は一部上場企業で経理の採用面接官やってました。)

 

USCPA

・試験範囲:FAR,REG,AUD,BECの四科目を一つずつとっていく。
・年に4回チャンスがある。(四半期毎に自分の好きな日程で試験の予約ができる)
・合格点数:75%以上の正解
・合格率:ざっくりと50%くらい(めっちゃ高いですよね?)
・試験費用:一科目USD208.4(2万円以上です。めちゃ高い!)
・予備校費用:24万円〜50万円(これまた中々高い)
・合格までの必要時間:大体1年〜1年半くらい
・難易度:一見難しそうに見えますが、合格率を見てもわかる通り、

それほど難しくないテストです。が、なめてかかると絶対落ちます。

簡単なテストではないです。

 

やはりきっちりと準備して(コストも高いですし)、

絶対に受かる状態まで持って行ってから試験に望むべきです。

この試験の勉強はなんか楽しかったです。

半分英語の勉強みたいな感じがして。

 

それとビジネスの広範囲に渡った学習となるので、

ある意味教養みたいな感じもあります。

 

簿記1級の硬派さからすると、

かなり軟派な試験だな〜と思ってしまいます。

 

が、名刺にいれれたりしてお〜となったり、

海外に行っても部下や監査法人から舐められないので、

 

やはり資格の洋服を着るようなイメージでは

これは持っておいてよかったなとつくづく感じます。

 

これがなかったら今の会社(一部上場企業)に入れなかったと思いますし、

30代で年収1千万も越えてなかったと思います。

 

いや〜、この2つの資格知ることができて、感謝感謝です。

追伸

ちなみにUSCPAを取得する場合は必ず予備校を使うべきです。

(独学でやって取得できた人を聞いたことがありません)

 

USCPAの予備校は、アビタスとTACとプロアクティブの3校が有名です。

僕はこの3つの予備校のセミナーに実際に足を運んで、
テキストの薄さと先生の印象でプロアクティブに決めました。

セミナーに実際に行って、テキストと先生の印象を実際に確かめてみることをオススメします。

特にプロアクティブは方針が他校と違いますので、比較してみてください。

 

ざっくりと、プロアクティブは英語がある程度できる人向け(値段も安いです)
アビタスとTACは英語が苦手な人で丁寧に時間をかけて勉強したい人向けという感じです。

 

僕の周りではプロアクティブとアビタスとTAC共に取得した人がいます。

が、プロアクティブの人が早いパターンが多いですね。。

 

プロアクティブ

TAC

アビタス

番外編:日本会計士・税理士ってどうですかね?

ちなみに、税理士とか日本会計士とかはまじで時間かかるのでオススメしません。

最低3年は見ておいた方が良いです。

簿記1級よりもさらに苦行が待っていると思います。

僕はやっていないので知りませんが、社会人が働きながら勉強するのはまーじで辛いと思います。

すくなくともペイしないんじゃないかと。時間投資対効果がきつい。あと失敗率がたかそう。途中で挫けそうです。

日本会計士目指して3年勉強したけど、受かりませんでした。

よりは簿記1級なんとか1年で取って、USCPA2年で取れました。という方がよくないですか?

税理士二科目3年で受かりましたより、3年で簿記1級とUSCPA両方取りましたの方が現実的に良くないですか?

 

というわけで、簿記1級✖︎USCPAの組み合わせはめっちゃリーズナブルでおすすめっす。

僕のUSCPAの1年合格のための勉強方法

USCPAと簿記1級を取ったら一部上場有名企業に採用された

海外経理担当で年6〜10回の海外出張してたら人生変わった話

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僕は大学卒業してからも プラプラとニートをしてました。

その後、零細企業になんとか潜り込みました。

そのあとは、簿記1級やUSCPAを取得したりつつ、

転職活動をやりまくりました。

その結果、一部上場企業に入社することができました。

決算などの作業仕事はほぼやらず、

プロジェクトを回したり、海外出張にいきまくるなどしました。

今では海外でCFOをやっています。

年収も1000万を超えました。

今後はファイナンススキルとプロジェクトマネジメントスキルを武器にして、

上場企業のCFOになってクリエイティブな仕事やろうと日々色々と学び、行動しています。

このブログのコンセプトは、 “Beyond The Finance” といいます。

なんだそりゃってかんじですよね。

もうちょっと詳しくみてやろうかなと思う方はこちらから読んでください。

こんにちはゲンタといいます。

自己紹介をします。

<昔>
・元ニート兼プータロー
・零細企業経理部で伝票を起票したり請求書を発行したりと作業仕事
・年収は300万円で、超いけてない経理マン

↓その後、改善施策を実施

<今>
・海外CFO
・従業員数千人企業の管理部門、M&A、FP&Aを統括
・年収は数千万

大きく変わることができました。
変わるポイントは作業型から思考型に仕事を変えていったことでした。

ブログのコンセプトは、 Beyond the Financeと言います。

なんだそりゃって感じですよね?

”作業地獄型の経理から脱出して、思考型経理になろう”
というのがその意味です。

思考型経理って一体なんだろう?と思っていただけたら
下記のリンクから読み進めていってください。

皆さんの人生が変わるきっかけになるかもしれません。

よろしくお願いします。

このブログの目的~Beyond the Financeはじめに こんにちはゲンタです。 僕は大学時代にさぼってしまい大学卒業後も就職もせずにぷらぷらとニートになりました。 その後、...

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