こんにちはゲンタです。
今日は20代のうちに
ぱっぱと経理の基礎スキルである
財務会計の基礎能力を
全部身につけるための方法を
話していきます。
何度かこのブログでは説明していますが
大企業に入ってしまうと
部分的な業務ばかりやらされます。
経理の全体像がわからないまま
歳を取ってしまい
気付いた時には
他社では役に立たない人材が
出来上がってしまいます。
僕が尊敬する
伝説的な元マリオットホテルCFOのゲーリーウィルソン
はこう言っています。
僕がMBAを卒業して最初に入った会社はフィリピンの中小企業だった。
若い頃に中小企業で高いポジションを経験することは視野が広がり
創造性をはっきするチャンスが得られる。
このブログでは、
20代のうちに中小企業で経理の全体像を
学べるキャリアをオススメしています。
でも、
もっと細かく具体的に教えてくれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
となるかもしれません。
なので、
今日は20代のうちに選ぶべき
具体的な中小企業の要件について
お話してきたいと思います。
ちなみに、僕は20代のうちはまさに中小企業で過ごして、
経理スキルは上場企業で一人で一から10までできるスキルを身につけました。
その後一部上場企業に入って、現在は海外でCFOをやることができています。
CFOをやっていても、
マネージャーから経理の微妙な処理や
相談ごとを受けることが多々あります。
そんな時に的確に答えることができているのも、
当時に手を動かして一から10までやった経験があるからこそです。
これができないと部下のマネージャーから
信頼を獲得することができません。
部下もただ単にポジションが上ってだけで
あいつはスキルが自分より低い
あいつはポジションは高いだけで
的確な指示ができないってなると
影でメタクソ言われたりして
信用されない上司になってしまいます。
ファイナンスの人は特にその傾向が強いように感じます。
だからこそ
実務スキルや知識は
1から10まで早く身につけて
おく必要があるってわけです。
というわけで、
経理スキルをパッパと身につけるために
良い中小企業の要件について話していきたいと思います。
20代のうちに経理スキルをぱっぱと
身につけるための中小企業のイメージ
結論からいくと、
・従業員300人以下
・売上が成長している
・営業利益は黒字である
・M&Aを開始している
・子会社を買ったばかりで子会社を丸々任せられる可能性がある
・新興企業の上場企業である(もしくはIPO予定。IPOの場合は可能性がめちゃくちゃ高いところに絞るべきですが)
・経理の人員が少なく、手薄である
・人手が足りないから、教えるから入ってくれ
・連結、税務、予算管理、資金繰り、単体決算、IRなどを数人で回している
こんなようなイメージです。
こういう会社であれば、
一気に経理スキルを3年〜5年くらいで
身につけられる可能性が高いです。
キャリアオポチュニティの泉って感じです。
掘れば掘るだけ金が湧いてくるみたいな。
でも
こういう会社に入った時に
気をつけなきゃいけないことが一つあります。
経理キャリアオポチュニティの泉の中小企業で
気をつけるべき一つのこととは?
こういう会社に入るとしますよね?
そうすると、
まずは既存の人が持っている作業仕事を任されるでしょう。
それをパッパとこなして、手持ち無沙汰状態にしておきます。
で、経理部長にアピります。
「もっと、色々やりたいです。
今の作業もやりますから、
連結とか税金とかカイジとか予算とかもやらせてほしい。
いや、もっというとIRでもなんでもいいですよ。」
とかっていうわけです。
ポイントは、作業の仕事もきちんとこなすから、
ってところですね。
こういうかったるい仕事もやるから、
レベルが高い(とされている)仕事もやらせてくれ
というようにいうと、
大概はやらせてくれるはずです。
(ちなみに僕はほとんど希望通りやらせてもらいました)
これをですね。
作業はやりたくないとかっていうと、
これは既存のお局様などから、
総すかんをくらいます。
これは絶対に避けるべきです。
作業仕事がかったるくても
一生懸命早く終わるようにやるんです。
で、これをやりながら、
もっと効率的にできないかな
とか考えていくんですね。
こういう仕事をやったことが
あとで役に立つとかいうのは僕はあまり好きじゃないです。
どっちかっていうと、
それによってそれをやらされる側の気持ちがわかるなとは思います。
ですが、僕はぶっちゃけ作業仕事が嫌いです。
だから、その仕事をやるならば、
確実にプロセスをいじりにかかります。
で、どんどん上流の仕事やれる側にポジショニングして行きますね。
あ、ちょっと話がそれました。
作業仕事は嫌いであっても
拒否ってはいけない。
これは重要です。
ぶっちゃけいやでも、ぱっぱとやって、
さっさともっと上流の仕事にも手をつけて
経理スキルを構築していくというようにすることです。
そのほうが、自分にとっても得です。
将来、めちゃくちゃ潰し気がきくようになります。
また、どこに行ってもこんな感じのことやればいいんだろ
ということがよくわかるようになります。
まとめ
今日の話をまとめると、
1.20代で経理キャリアをいっきに駆け上がるなら中小企業で経験する
2.中小のイメージとは?
・従業員300人以下
・売上が成長している
・営業利益は黒字である
・M&Aを開始している
・子会社を買ったばかりで子会社を丸々任せられる可能性がある
・新興企業の上場企業である(もしくはIPO予定。IPOの場合は可能性がめちゃくちゃ高いところに絞るべきですが)
・経理の人員が少なく、手薄である
・人手が足りないから、教えるから入ってくれ
・連結、税務、予算管理、資金繰り、単体決算、IR、開示などを数人で回している
3.中小企業に入ったらとる行動イメージ
・作業仕事をぱっぱとこなして、より幅広い経験をアピールする
・作業仕事をやりながら(お局の機嫌を取りながら)、幅広い経験を積んでいく
ということでした。
ちなみに、中小の上場企業に入るなら、
経理専門の転職エージェントのジャスネットキャリアに
相談されることをオススメします。
会計、税務、経理・財務分野の転職なら【ジャスネットキャリア】
僕の場合は、このエージェント経由で
スーパー零細企業から新興上場企業を紹介してもらい、
実際に上記のような経験をすることができました。
ということで、
本日はありがとうございました。
—————————————————————————————————
僕は大学卒業してからも プラプラとニートをしてました。
ですが、その後USCPAを取得したり転職活動をして
今では一部上場企業で決算などはやらずに複数のプロジェクトを回したり、海外出張にいきまくるなどしてます。
年収も1000万を超えました。
今後はファイナンススキルとプロジェクトマネジメントスキルを武器にして、
CFOになろうと日々色々と学び、行動しています。
このブログのコンセプトは、 “Beyond The Finance” といいます。
なんだそりゃってかんじですよね。
もうちょっと詳しくみてやろうかなと思う方はこちらから読んでください。
こんにちはゲンタといいます。
自己紹介をします。
<昔>
・元ニート兼プータロー
・零細企業経理部で伝票を起票したり請求書を発行したりと作業仕事
・年収は300万円で、超いけてない経理マン
↓その後、改善施策を実施
<今>
・海外CFO
・従業員数千人企業の管理部門、M&A、FP&Aを統括
・年収は数千万
大きく変わることができました。
変わるポイントは作業型から思考型に仕事を変えていったことでした。
ブログのコンセプトは、 Beyond the Financeと言います。
なんだそりゃって感じですよね?
”作業地獄型の経理から脱出して、思考型経理になろう”
というのがその意味です。
思考型経理って一体なんだろう?と思っていただけたら
下記のリンクから読み進めていってください。
皆さんの人生が変わるきっかけになるかもしれません。
よろしくお願いします。
ゲンタ