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ロッテ創業者重光武雄氏に学ぶ① -投資判断

こんにちはゲンタです。

 

最近、ロッテの創業者である重光武雄さんが亡くなりましたよね。

結構ニュースで放映されました。

 

特に今まで気にしてなかったですが、

ロッテは実は韓国系の企業です。

 

韓国にもロッテがあり韓国第5位の財閥で

食品事業だけでなく、百貨店やホテルや化学事業など幅広い事業を

手掛けています。

 

ですが、

創業は日本です。

日本と韓国に股をかけた企業は非常に珍しく

俄然興味が出てきまして

重光さんの本を読んだのでアウトプットしていきます。

すごく勉強になりました。

 

重光さんは大変優秀で非常に真面目な経営者だったんだろうなと感じました。

今日はその中で彼の投資判断方法について説明します。

ロッテ創業者の投資判断方法

本の中で韓国のセブンイレブンをやっていた本多さんという人が

重光氏の決断の時の印象をこう述べています。

「決める時は静かでした。

 しつこくて、

 自分の中で自信ができるまで

 何回も報告させたりしました。

 これは鈴木さん(セブンイレブン会長)に似ているところがある。

 決断した後は「それをお願いします」 

 と言ってニコッとする。」

 

これだけで投資判断術がわかるわけないじゃん

と思うかもしれませんが、

僕はこれを見て、ああ、と思いました。

 

おそらくですが、

重光さんは自分の中で腹落ちするまで

決断しません。

 

自分の中で腹落ちして

間違いなく行ける

いけなかったとしても責任を取れる

となるまで投資にGOを出さないということです。

大企業の経営者で本当の意味で意思決定をしている人は少ない

当たり前のようですが

これを本当の意味でできている経営者って少ないはずです。

 

大企業の経営者は日々様々な意思決定に迫られます。

ですが、実際は意思決定しているのは

もっと別の人だということが多いです。

 

なぜかというと、

事前に根回しをしたり

事前相談を行ったりしているのは

管理職の人たちです。

いや、スタッフレベルの人たちだったりします。

 

この段階で社内の意見調整が完了してしまうため、

意思決定はこの社内の空気感でほとんど終わってしまうのです。

 

最後にトップに行くときには

あの担当役員はどういったのか

ということが詰まっているため

トップもまあ、あいつがいうならいいだろう

と判断していることがあります。

 

つまり、自分で内容を腹落ちさせずに

人の雰囲気で判断しているわけです。

重光氏の腹落ち投資判断の派生的メリット

腹落ちして投資判断することによる

派生的なメリットがあります。

 

実際に実行を進めていく時の推進力の強さ

やスピードの速さに現れてきます。

 

腹落ちしているというのは

実際にどのように実行していくのか

イメージができていて

それが回収計画の数字のイメージとあっているので

実行時にちょっとでも違う結果となっても

すぐに修正できる指示を飛ばせるわけです。

 

結果、そのプロジェクトは成功になりやすいというわけです。

投資判断は目に見えない結果をイメージすること

投資判断って数字で検討するものですが

僕は実は違うと思っています。

日々、様々な投資案件を見ていますが

わかってきたことがあります。

 

投資判断っていうのは

その案件が五年、十年と二十年という長期的スパンで

リアルにどういう感じになるのかイメージすること

そのイメージが計画の数字とあっているか

少なくとも過剰な数字になっていないか

と見ていくことです。

 

ここで腹落ちしない場合は

必ず何か問題が起きます。

 

この辺りはセンス的な話になってしまいますが

真面目に考えるだけでも見えてくることがあります。

 

数字がイメージと合わない時っていうのは

単純に数字のミスがあったり

上程者の意思がねじ曲がって入っていたり

ロジックが間違ってたり

するわけです。

まとめ

今日はロッテの創業者の重光氏の投資判断について話しましたが、

思考型経理を目指す我々に取って

投資判断のスキルを獲得しておくことは

マストです。

 

ぜひ、投資案件に絡んで

投資判断のセンスを磨いて

腹落ちする経験を積んでいってもらいたいと思います。

ゲンタ