経理財務実務

月次決算ってそんなに簡単じゃないって話

こんにちはゲンタです。

 

今日は結構実務的な話となります。

そして今日の話を読んでいただくと経理の仕事が

少しは面白いと思えるようになると思います。

 

はい。ではいきます。

このブログを読んでいただいている方もレベルが高い方が多いので、

月次決算って簡単って思ってるかもしれません。

 

経営者からみたらできてて当たり前で、

ちゃんとできてるはずって思ってるかもしれません。

 

ですが

んなわけない

大抵がちゃんとできてません!

なぜなら、月次決算って難しいからです。

 

皆さんは

月次決算ができている状態について

説明できますか?

 

どういう状態になったら締まったと言えるのか?

 

これが明確にいえない場合は

月次決算がちゃんとできていない可能性が

99%です。

月次決算がちゃんとできていないパターン

なんとなーく、前任から引き継いだことはやっている。

上司から言われている月次レポートは出せている。

と言った状態。

 

この場合はできていないでしょうね。

少なくとも僕がこれまでみてきた多数の会社はそうでした。

 

仮にBSPLをベースに綺麗なレポートを作れていたとしても

それはただの作業です。

きちんと内容を説明できるか?

ここがポイントです。

 

説明できないと月次決算は締まったとはいえません。

ただ単に仕訳を投入して集計された表を作ったにすぎません。

んなことはある意味で誰でもできることです。

 

逆に説明ができれば、これは月次決算が締まったといえます。

説明できるか?

説明できないか?

ここが生死をわけます。

月次決算が締まったと言えるかを確認する質問項目

PLの各項目の前年度差異について説明できますか?

販売管理費の各項目がなぜ前月よりも増減しているのか説明できますか?

キャッシュフローとPLの関係について説明できますか?

キャッシュフローの見通し、PLの見通し、BSの見通しについて説明できますか?

人員数が何人で残業が増減したか説明できますか?

設備投資の金額が今月いくらで累計でいくらだったか説明できますか?

BSの内訳について説明できますか?

在庫評価額をどのように計算したか説明できますか?

在庫の数量って実際の現物がこの数量だけあることの証拠を出せますか?

古い買掛金とか売掛金はどれくらい残ってますか?

今月いくらキャッシュが増減したか?

キャッシュ増減の要因について説明できますか?

月次決算を説明できると会社の数字を最も理解できている人になれる

これらの質問は月次決算を逸脱しているという人がいるかもしれません。

 

ですが、これらの質問に答えられないと

PLに本当に全ての費用が計上されているか

BSの評価額、実在性が正いかということはわからないのです。

キャッシュフローが正しいかわからないのです。

 

もっというと、不正行為をされて横領されていてもわからないのです。

 

逆に上記の質問に全て答えられると、

非常に気持ちが良い状態になります。

 

どの数字をみてもその裏に何があるのか掌に乗っている感じといえばわかるでしょうか。

 

少なくとも社内で誰かに(社長や営業や生産や総務など)

財務数字に聞かれたら瞬時に答えられるようになっているはずです。

誰よりも社内の数字に強く、あらゆるその裏事情に詳しくなっているはずです。

 

ここまで情報が集まる部署は他にありません。

つまり、社内一の事情通ってわけです。

月次決算がちゃんとできる人は実は市場価値が超絶高い

こういう人って社長から重宝されます。

なぜなら、社内一の事情通で、財務諸表にどのように経営活動が帰結していくか知っているわけなので、これやったらどうなるかなとか聞けるわけですよ。

キャッシュ足りるかな?

とか

償却費いくら今期にくる?

とか

これって開示上どうなるかな?

とか

これやったら、税金って発生するかな?

とか

全て気になることを聞けるわけです。

 

そりゃー重宝されますよ。

 

もっというと月次決算がきちんとできる人はM&Aの業務もできます

M&Aの財務DDなんて月次決算をきちんとできる人ならできる業務です。

資産として計上されている金額は正確かとかをやっていくわけで、

それって月次決算できちんと毎月資産を評価している人からしたら

あ、これできてない、これできてるとかわかるわけです。

全ての財務の道は月次決算から

ということで、そろそろまとめに入ります。

 

財務業務の全ての道は月次決算からが基本となります。

逆に月次決算がきちんとできる人は年次決算も当然のようにできます。

M&Aもできます。

税務もできます。

連結決算もできます。

ERPも使えます。

 

というようにレバレッジ効果が高いです。

ということで、まずは月次決算を締めたら

説明できるかなーっとやってみましょう。

説明できなかったら、細かく調べましょう。

 

そうすると修正が必要、仕訳の追加投入が必要とかわかってきます。

やがて全て説明できたら、それがしまった時です。

面倒ですが、やはりここまでやりきると面白いと思えるはずです。

あ、おれプロだなーと思えるようになると思います。

 

ゲンタ

こんにちはゲンタといいます。

自己紹介をします。

<昔>
・元ニート兼プータロー
・零細企業経理部で伝票を起票したり請求書を発行したりと作業仕事
・年収は300万円で、超いけてない経理マン

↓その後、改善施策を実施

<今>
・海外CFO
・従業員数千人企業の管理部門、M&A、FP&Aを統括
・年収は数千万

大きく変わることができました。
変わるポイントは作業型から思考型に仕事を変えていったことでした。

ブログのコンセプトは、 Beyond the Financeと言います。

なんだそりゃって感じですよね?

”作業地獄型の経理から脱出して、思考型経理になろう”
というのがその意味です。

思考型経理って一体なんだろう?と思っていただけたら
下記のリンクから読み進めていってください。

皆さんの人生が変わるきっかけになるかもしれません。

よろしくお願いします。

このブログの目的~Beyond the Financeはじめに こんにちはゲンタです。 僕は大学時代にさぼってしまい大学卒業後も就職もせずにぷらぷらとニートになりました。 その後、...

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