キャリア戦略

経理として毎日頑張っているのに評価されない!

こんにちはゲンタです。

今日は読者から質問がありまして
僕もあったなーってなったのでシェアします。

仕事で頑張っているのに評価されない!
とゆう問題です。

こんなにやってんのになんで賞与評価でプラス評価されないんだ!
なんで昇格できないんだ!

僕も昔はよく思ってました。

評価されない原因と解決策について僕の実話も交えて説明します。

経理が評価されない原因と対策

経理が評価されない原因は主に2つです。

<経理が評価されない原因>

  1. 経営者から求められる結果を出せていない
  2. 経営者から求められる結果を出せているが相対評価要素で点数をもらえていない

原因①経営者から求められる結果を出せていない

経営者から求められる結果を出せていない場合は評価されません。

いくら自分では頑張って仕事をしていると思っても
評価するのは経営者です。

上司が一次評価者ですが最終的には経営者(役員)が評価者です。

経理の仕事はルーティンが多いので
ルーティンの仕事しかしていない場合は
経営者からみると特にプラス評価する対象になりません。

ルーティン仕事で地味だけど頑張ってるのに
評価されないという原因は経理でよくあることです。

対策は下記の通りです。

<”経営者から求められる結果を出せていない”への対策>

  1. ルーティンワークを正確に効率的に行い確実に遂行する
  2. ルーティンを効率化するプロジェクトに関わる
  3. 大規模なプロジェクトに参加して経営陣にアピールする

この3つを押さえれば間違いなく結果を出していると言えますし
経営陣からも結果を出してるなという評価になります。

まあわかりやすいですよね。

ここでのポイントは
経営者がやってほしいことをやっているか?
です。

それが結果です。

自分がやりたいこと、
自分ができたと思ったことを
結果だと思ってはいけないということです。

経理として毎日頑張ってるかもしれないけど
ただルーティンを正確にやっているだけでは
経営者から目にとまることは残念ながらまずありません。

もう少し目立つことを考えたり、セールス的な発想を使っていく必要があります。

原因②経営陣から求められる結果を出しているが相対評価要素で評価点を貰えていない

次は人事評価の仕組みによるものです。

先ほどの3つの点をおさえていて実際に結果を出しているのに
評価をもらえないというケースがあります。

この場合、評価を受ける側からすると非常に不満を感じます。

原因は人事評価というのは全ての人をプラスにするわけにはいかず
一部の人をプラス、一部の人をマイナスにするというように
従業員を評価で区分していくことです。

具体的にはA君よりB君の方が残ってほしい場合
いくら優秀だろうと結果を出していようとB君が評価されます。

A君は結果を出していて優秀なのに評価されないというわけです。

この場合、A君は不満に感じますよね。

でも仕方ないのです。
A君の評価は経営者が決めるものであり
人事評価は相対評価で決定されるものだからです。

対策は下記の通りです。

<”経営者から求められる結果を出せているが相対評価要素で点数をもらえていない”への対策>

  1. 結果を出し続けてスキルを磨き続ける
  2. スキルも実績をレジュメ更新により市場価値を確かめ続ける
  3. 転職と社内評価を天秤にかけ続けて自己評価を客観視する

大事なのは
”スキルと実績を磨き続けること”
それと
”自分で自分の評価を客観的に評価すること”
です。

結局、人事評価は他人が決めるものだったり
相対評価なので自分でコントロールできないです。

だったらそんなものに心を揺らさずに
自分は自分のスキルと実績を磨くことに集中し
常に市場価値を高めて転職と天秤にかけていき
自己評価を客観視するというスタンスでいるべきです。

このスタンスでいくと人事評価に対して
前向きに冷静でいられるようになります。

(実体験)ゲンタが賞与評価で良い点を取れなかった話

次は僕自身が賞与評価でムカついた話をします。
(若かったので仕方ないですが青いです)

①賞与面談の日

当時僕はこう思っていました。

大きいプロジェクトを複数やり遂げて経営に貢献しているはずだ。
こりゃ、賞与評価で良い点とってボーナスいっぱいもらえるだろーなー

 

そして賞与面談の日

上司

頑張ってるのわかるけど、今回はこの評価です。

え?並の点数すか?なんで?

上司

気持ちわかるけど毎回はこれが評価点だ。

ガーン意味わからん

となりました。

 

いや、ぶっちゃけ周り見ても明らかに自分が色んなプロジェクトやり遂げたんだけどな。

おかしいだろ!
くそ

まさに原因②経営陣から求められる結果を出しているが相対評価要素で評価点を貰えていないのケースです。

正直、めちゃくちゃむかつきました。

②賞与面談の後

賞与面談の後に僕は同僚と評価について
愚痴り飲み会を開き焼き鳥とビールでむかつきを発散させました。

よくよく考えるとしょうがないよね。

たかが数十万円だし
人事評価は結局他人がやるもんなので自分が影響を与えられる輪に入ってません。

いくら不満を言ってもどうこうできません。

なぜなら
上司が行う人事評価は自分の仕事達成度だけでなく
他人の昇進なども影響するからです。

例えば
自分より歳上でそこそこって人がいて
昇格させたいけど評価点をあげないとあげられない。

じゃあ、あいつには、悪いが今回はあいつに泣いてもらうか
あいつ、昔頑張ったとき良い評価あげらんなかったな

人事評価には謎のファクターである相対評価があるわけですから。

枠が決まってるわけです。

 

採用面接も同じで謎のファクターがあります。

面接した彼は優秀で活躍するだろうけど
うちのお局とぶつかりそうなキャラだな
じゃあやめとこうかとかね。

人事評価ごときでいちいち心揺らしてらんないんですわ

だから僕は賞与評価を自分でやりなおすことにしました。

 

自分でたてた目標に対して達成してるかどうかで判断することにしました。

うん、自分は大きなプロジェクトを複数成功させて実績は出している。

上司に確認してみよう。

で、上司に確認しました。

上司

いや、お前は確かにプロジェクトを成功させてるし評価しているよ。だけど、今回はBさんに評価を上げてくれ。あいつは今度昇格させてやらないともう年齢で後がないんだよ。わかってくれ

自分

あ、やっぱりそうか。
あー、実際は評価してくれてるけど相対評価の謎ファクターで歪んでる!
スルーしよう。

経理という職種は数字で評価しにくい

経理って典型的なルーティン仕事の多い職種です。

頑張っていると思っても評価されにくい傾向にあることは残念ながら事実です。

数字で見せやすい実績を出したり、
大きい業務効率化プロジェクトに絡んだりすると評価されるはずです。

僕も実際に億円単位のコスト削減や大きいプロジェクトのプロジェクトマネージャーやM&Aをやった時などは大きく評価してもらいました。

まとめ

まとめます。

経理が評価されない原因は主に2点です。

<経理が評価されない原因>

  1. 経営者から求められる結果を出せていない
  2. 経営者から求められる結果を出せているが相対評価要素で点数をもらえていない

”経営者から求められる結果を出せていない”
という原因に対する対策については次のとおりとなります

<”経営者から求められる結果を出せていない”への対策>

  1. ルーティンワークを正確に効率的に行い確実に遂行する
  2. ルーティンを効率化するプロジェクトに関わる
  3. 大規模なプロジェクトに参加して経営陣にアピールする

次に経営者から求められる結果を出せているが相対評価要素で点数をもらえていない”への対策は次のとおりとなります。

<”経営者から求められる結果を出せているが相対評価要素で点数をもらえていない”への対策>

  1. 結果を出し続けてスキルを磨き続ける
  2. スキルも実績をレジュメ更新により市場価値を確かめ続ける
  3. 転職と社内評価を天秤にかけ続けて自己評価を客観視する

今日の話は評価の話でしたが
昇進の話もちょっと違うところもありますが
似ている要素があります。

次の記事も読んだら参考になるかもしれません。
経理の出世について説明しています。

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ゲンタ

こんにちはゲンタといいます。

自己紹介をします。

<昔>
・元ニート兼プータロー
・零細企業経理部で伝票を起票したり請求書を発行したりと作業仕事
・年収は300万円で、超いけてない経理マン

↓その後、改善施策を実施

<今>
・海外CFO
・従業員数千人企業の管理部門、M&A、FP&Aを統括
・年収は数千万

大きく変わることができました。
変わるポイントは作業型から思考型に仕事を変えていったことでした。

ブログのコンセプトは、 Beyond the Financeと言います。

なんだそりゃって感じですよね?

”作業地獄型の経理から脱出して、思考型経理になろう”
というのがその意味です。

思考型経理って一体なんだろう?と思っていただけたら
下記のリンクから読み進めていってください。

皆さんの人生が変わるきっかけになるかもしれません。

よろしくお願いします。

このブログの目的~Beyond the Financeはじめに こんにちはゲンタです。 僕は大学時代にさぼってしまい大学卒業後も就職もせずにぷらぷらとニートになりました。 その後、...

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